今日、看護婦さんに傷口の写真を撮ってもらったんです。
どれくらいの傷が有るのか、軽い気持ちで。
4時間の手術、そしてあの激痛からすればそれ相応の傷があって当たり前のわけですが…
裏と面に大きく(20センチくらい?)縫合跡がありました。
糸も使っているそうですが、幾重にも皮膚を、針金でホッチキスのようにとめた跡があります。
これが痛くないわけないわな…
手術後の包丁でめった刺しにされてるような痛みはこういうことだったのね…
足はむくみ、腫れ上がって余計に傷口が隆起していました。
…とはいえ、今はだいぶ痛みが落ち着いているのだから人間って不思議なものです。
そして今日は夕方から初めて車椅子に乗りました。
ですが…ベッドの上に体を起こすだけでも、かなりの目眩。
右足を地面につけると、ビリッとした痛みと共に大きく震える足。
平行棒を使い、片足だけで歩く練習も5往復で息も絶え絶え、
自力でトイレに行きたいという思いで、よれよれになりながらリハビリの先生に車椅子用のトイレに案内してもらうも、
猛烈な吐き気に襲われ、顔面蒼白、立ち上がるどころではなく病室に逆戻り…
横たわったまま、荒い息をつきながら襲い来る吐き気と格闘し、
ようやく落ち着いた後、再びチャレンジしてようやく入院してから初めてのトイレに行くことが出来ました。
初めて手洗えたよ(ρ_;)
でも、達成感より脱力感の方が大きかった。
たった10日で、人の体は立てなくなるんだ。
リハビリ開始さえすれば、後は少しずつ痛みに耐えていれば出来るようになるのだと思っていたけど。
あの目眩と吐き気だけは、毎日慣らすしかないんだ(-.-;)
明日から、ベッドを起こしたままにしておこうと思います…
とりあえずは、目眩に耐えながらもポータブルトイレで用を足せるようになったことが、唯一の進歩ということで;ω;