今日はちょっとまじめなお話。
仕事で、とあるご老人とお話しする機会が増えました。
その方は81歳という年齢を感じさせないほどパワフルでエネルギッシュ。
普通のご老人なら敬遠するであろうパソコンにも挑戦し、ご自分でexcelを使って収支管理をされています。
それでも寄る年波には勝てず、最近は物忘れがひどくなり、
昨日出来ていたことが今日には突然出来なくなる。
それでexcelの使い方のことでよくお電話をいただくのですが、
ご説明して納得されて電話を切ってすぐに、また同じ件で電話がかかってきます。
対応した者の名前も覚えていられないので、対応するのはその都度別の社員だったりしますが、
あとで確認するとまったく同じ問い合わせを3人がそれぞれ受けていたりします。
書類をなくされたと言うので再度お送りし、「届いたよ、ありがとう」と電話を頂いた数時間後に、
「無くしてしまったのでもう一度送ってほしい」ということもよくあります。
ご自分でも情けなく思っておられるようで、
先日まで理解していたことが急にわからなくなる辛さを切実と訴えられます。
忙しいこの時期、何度も同じお話で拘束されるのは正直困るのですが、
以前のしっかりした人柄も存じ上げているので…。
話がそれてしまって、子供の頃学童疎開をしたときの話を延々と聞かせられたりもしますが、
本当はとてもさびしいのです。
人はいつかは老いていきます。
今はまだ父も母も元気で、離れて暮らして居られますが、いつかは…。
そして人はいつ死ぬかわからないというのを実感した去年の震災。
家族一人入院しただけで、平穏な日常が急変することを知った妹の骨折。
いつかやろう、あとでやろうと思ったコトの一体どれだけをやることができるだろう。
そう考えると急に怖くなって、最近は気がついたらすぐにやらないと気が済まなくなりました。
家の片付けも、休みの日に妹と一斉にしようとか考えていても、
妹は散らかす一方で片付けなどしてはくれないので結局わたしがするしかない・・・。
わたしは結構行動力はある方だと思っていましたが、行動力と実行力は違う。
人は、誰かがやってくれるかも知れないことは、
無意識のうちに後回しにしてしまって結局自分から進んではやらない・・・。
仕事でも、誰にでも出来るような仕事は軽視して、後回しにしてしまっていた自分に気づきます。
やろうと思ったコトはすぐにやってしまおう。
とりあえずなぜか最近お財布の中がとても寂しいので、家計簿をつけることにしました。
以前はつけていたのですが、忙しくなってやめちゃったので・・・。
ネットで簡単な家計簿ツールないかなーと見てみたのですが、
どれも一長一短だったので自分で簡単にexcel管理することにしました。
つけてみてびっくりしたのは食費の占める割合。
詳しく分析してみると、わたしがちゃんとメニューを考えて買い物に行っていても、
妹も別に買い物に行って好きなおかずを買ったりしているのが多いとわかりました・・・。
これでは家計にも妹の体型にもいいはずがない！ｗ
ほかにも妹しか使わないものも多く家計から出されています。
自分しか使わなかったり、食べないものは自分で出してもらうようにしたら、
ちょっとは考えて買ってくるようになるかしら・・・。
そんなわけで、今年の目標は「フットワークを軽くする」コトになりました！(*’▽’*)